2019-11-28 第200回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号
凍土壁につきましては既に凍結を完了しており、二〇一八年三月に開催した政府の汚染水処理対策委員会においては、凍土壁による地下水の遮水効果は明確に認められ、サブドレーン等の機能とあわせ、安定的な地下水位管理が可能となり、建屋流入量の抑制効果が認められると評価をされております。
凍土壁につきましては既に凍結を完了しており、二〇一八年三月に開催した政府の汚染水処理対策委員会においては、凍土壁による地下水の遮水効果は明確に認められ、サブドレーン等の機能とあわせ、安定的な地下水位管理が可能となり、建屋流入量の抑制効果が認められると評価をされております。
護岸からの地下水のくみ上げ量、これも先生にお示しいただきました資料にもございますが、このくみ上げ量が凍結開始前の日量約四百トンから約三分の一、百二十トン程度まで減少するなど、遮水効果が現れているものというように認識しております。 また、山側につきましては、現在、約九九%まで凍結が進展しております。壁の内外の水位差、これが拡大しまして、遮水効果が現れ始めている状況でございます。
この壁の内外で地下水の水位がしっかりと差がつくという形になっておりまして、遮水効果そのものもあらわれ始めているということでございます。
また、汚染水対策については、今着実に凍土壁の遮水効果があらわれてきております。現実、着実に進捗をしているわけであります。加えて、予防的、重層的な対策を進めているため、仮に汚染水対策の工程の一部に遅延が生じたとしても、直ちにその他の廃炉の工程に影響を与えるものではないと考えております。
ちょっとこれどうなのかなというふうに思うのは、そもそも海側の方の処理が、海側の方の遮水の効果が限定的なのに、山側までこれやったとして本来目的としていた遮水効果というのがきちんと得られるのかどうか、私、これ不思議に思うんですが、ここについてはどのような説明ができますでしょうか。
これの成果といたしまして、護岸からの地下水のくみ上げ量、凍結開始前の日量約四百トンから、現在、その約三分の一にまで減少するなどの遮水効果があらわれてきているところでございます。 山側というところが残っているわけでございますけれども、現在、それにつきまして、約九八%まで凍結が進んでいるところでございます。
そのことによりまして、この凍土壁の海側の部分でございますが、日量四百トンだったくみ上げ量が約百二、三十トン、三分の一まで減っているという、遮水効果が明らかに出ているという状況でございます。 現在、山側の凍土壁をつくっているんですが、九七%凍結が済んでおりまして、残る部分を原子力規制委員会の認可をいただいた上で凍結を始めますので、そこを最後、規制委員会の方と調整をしている。
これによりまして、護岸エリア、すなわち海岸に一番近いエリアからの地下水のくみ上げ量が、これは、凍結開始前の一日当たり大体四百トンぐらいの水準であったものが、現在、約百四十トンまで減少しているということでございまして、遮水効果という形でその効果があらわれているというふうに評価をしております。
これによりまして、護岸エリアからの地下水のくみ上げ量は、凍結開始前の日量約四百トンから現在約百四十トンまで減少してきているところでございまして、その遮水効果が現れてきているところと認識しております。
護岸エリアからの地下水のくみ上げ量、これも減少傾向を示しておりますので、現在、遮水効果を慎重に見きわめているところでございます。 山側につきましては、建屋内の水位と建屋周辺の地下水位、これが逆転が起こらないようにしっかりと管理しながら凍結を進めているという状況でございます。具体的には、凍土壁の内側の水位を急激に低下させないように、七カ所の未凍結箇所というものを残した対応をとっておりました。
護岸エリアからの地下水のくみ上げ量も減少傾向を示しておりまして、現在、その遮水効果を慎重に見きわめているところでございます。 約九三%まで凍結が進展する山側につきましては、現在、地下水の流れが速く、凍結しづらい部分に薬剤を注入する補助工法を実施しているところでございます。完成に向けて着実に作業を進めているところでございます。
面的に凍結させております北側の一部並びに海側の全面では、遮水壁の内外で地下水の水位差が凍結開始前よりも拡大してきておりますし、また、地中の温度は大部分は零度Cを下回ってきているということから、当社といたしましては、遮水効果が現れ始めていると考えているところでございます。
さらに、止水板等の浸水防止用の資機材につきましては、既にさまざまなものが製品化されておりまして、実際に多くの現場で浸水に対して十分な止水効果を発揮していると認識しております。 国土交通省では、これらにつきまして、資機材の種類ごとの特性や、設置に当たっての留意事項等を取りまとめたガイドラインを作成、公表する予定にしております。
その結果、凍土遮水壁につきましては、ほかの方法に比べて水を遮る遮水効果が高い、工事に使用する重機が小型であるために発電所の建屋の近くで重機を設置をするのに有利である、工期が短い、それから壁を造るエリアが最も小さくなって雨水の影響が少ない、またほかの工事への影響が最も少ないと、そういった理由があることから、昨年五月の汚染水処理対策委員会において、遮水効果、施工性等に優れる凍土方式が適切という結果をまとめたものでございます
具体的には、三つの方法で、一つはこの凍土式の遮水壁、二つ目は粘土式の遮水壁、そして三つ目は、深い溝を掘って地下水をくみ上げて地下水をとめる方法、この三つの方法につきまして、遮水効果、工期、費用、他工事への影響などを評価し、どの方法が適切かを議論していただいたわけでございます。
そして、鋼矢板の場合、どちらかといいますと、水を完全に止めることよりも、これまで土の流入を止めると、こういったことを基本に考えられてきた工法でありますから、ここが遮水という意味では完全には止まりませんけれども、どこまでの遮水効果があると、こういったことも考えていかなくちゃいけないんだろうと思っております。
大きく言うと四つぐらいの方法が検討されまして、そこの中で最終的にこの凍土方式による遮水壁を造ると、このことにつきましては遮水効果、工期、費用、他工事への影響など、手法ごとに評価して決定をしたと。凍土方式の場合は遮水効果が極めて高いと、一つには。そして二つ目には、粘土方式等と比較して工期が短いと。そして三つ目には、施工エリアを最も小さくすることが可能であると。
それから、凍土方式の陸側遮水壁でありますけれども、これは粘土方式などに比べて、遮水効果が高い、工期が短い、施工エリアが最も小さくできる、したがって汚染の範囲とか地下水のコントロールしなきゃいけない範囲を最小限にできるということ。
先生御指摘のように、遮水効果の高さ、これも、例えば、粘土方式と比べて凍土方式が高い、同時に、工期が短くて済む、さらには、施工エリアが最も小さくなり、ほかの作業への影響を最小限にとどめることができる、そして、構築に当たり作業員の被曝を低減できる、こういったさまざまな観点から、この方式を採用しようということで検討しているわけであります。
○赤羽副大臣 同様の質問が何回か繰り返されているところでございますが、凍土方式につきましては、五月三十日の汚染水処理対策委員会で、他の方式に比べますと、遮水効果が高いですとか、工期が短い、また、施工エリアを最も小さくすることが可能である等々から、最善の策だということで判断されたものと承知をしております。
これは遊水効果を期待しているということがありまして、ここを全面的に水がつかない土地にするということは治水事業の計画からできないことであります。しかしながら、今、非常にいい農地として、河川の占用という形で利用されているという実態がございます。 今お話ありましたように、水のつく頻度でございますけれども、昔は十年間に三回ぐらいついているような感じのところでございました。
○清治政府参考人 基本方針でいわゆる治水計画のもとになります計画高水が定められるわけでありまして、それに加えて、河川の持ち分でありますとか、ダムでどのぐらい調節するとか、あるいは遊水効果をどのぐらい見込んでいくかというようなことが定まるわけでありますが、それを受けまして、これから二十年、三十年かけてどのような整備をしていったらいいかということについて原案を作成いたします。
岩津から上流の地域は昭和四十年代よりやっと堤防づくりに着手いたしましたが、いまだに各所で堤防もなく、たび重なる浸水被害が発生しておりまして、このことは、岩津よりも上流部において結果的に遊水効果が発現し、上流域の犠牲のもとに下流域を守ってきたということになります。
したがいまして、環境等も配慮して、従来省エネ住宅と言っておりまして、断熱材をかなり入れまして、公庫融資の際に割り増し融資するなどによりまして、部分的にはこういった考え方でやってきたわけでございますけれども、総合的に省エネのほか、あるいは省水効果といいますか、建物の中に中水道を組み込んだり、あるいは雨水をすぐ道路の路面に流すんでなくて地表にしみ込ませたりとか、そういったいろんな環境との調和を図ったような
○政府委員(小林康彦君) 最終処分場に用いられます遮水シートにつきましては、材料の選定に当たりまして腐食性や耐久性を十分に考慮いたしますとともに、遮水工の下地、シートの下の地盤の状況を整え、あるいはそのシートの上の保護層の整備を十分に行い、また、埋立作業時にシートを損傷することなく埋め立てる、こういう方法を採用すること等によりましてその遮水効果を十分に発揮することができるものと考えております。